花隈城（はなくまじょう）

1568（永禄11）年、摂津を与えられた和田惟政が築いたとされる。その後1574（天正2）年に石山本願寺と毛利の連携を絶つために荒木村重によって増築されたとされる。1578（天正6）年毛利水軍の攻撃で一度毛利方の手に落ちたがり、荒木村重の毛利方への謀反により再び荒木村重の支配下となった。1580年池田恒興によって攻撃を受け落城。この城の一部を兵庫城築城に利用している。花隈公園として整備されているが、城の遺構は残っていない。