秋田 実季(あきた・さねすえ)

生没年 1576~1659.11.29
名前 藤太郎、宗実
官位 秋田城介

父・安東愛季の跡を1587(天正15)年継ぐ。1589(天正17)年の湊合戦で豊島氏を倒し、現在の秋田県域北部を抑えることに成功する。居城も湊城(土崎)へ移し勢力安定を狙った。その後豊臣秀吉に下り、九戸城の戦い、名護屋城への出兵、伏見城築城に尽力した。関ヶ原合戦では東軍についたはずだったが、佐竹氏の転封先が秋田県域となったとばっちりをくらい、常陸国宍戸に国替えとなる。1630年伊勢へ流され当地で死亡する。子孫は三春藩として栄えた。